電話連絡なしでカードローンを利用したい人必見！厳選6社を徹底解説

金融機関が提供するカードローンは、借入金の使用目的に制限がなく、契約すると何度でも借り入れができる融資です。

自由度の高い融資ですが、申込み後の審査で在籍確認として実施される勤務先への電話連絡を気にする人も多いかもしれません。

在籍確認はカードローンの審査の過程で必須となる項目ではありますが、電話による連絡は回避できる場合があります。

電話連絡に加えて郵送物がないカードローンもまとめているため、借入先を検討する際に参考にしてください。

電話連絡なしで利用できるのは消費者金融のカードローン

消費者金融を中心に、審査時間が短い借入先では電話連絡を原則なしとしています。

勤務先への電話連絡なしで利用できるカードローンは、以下の通りです。

借入先	電話連絡	特記事項
プロミス	原則なし	SMBCモビット
アイフル	原則なし	電話連絡が必要な場合でも同意なしでは実施しない
SMBCモビット	原則なし	審査内容により必要となる場合、事前に同意を得た上で連絡 書類の提出による代替確認も可能
レイク	原則なし	審査の内容により電話連絡が必要な場合もあるが、難しい場合は書類提出の相談も可能
アコム	原則なし	電話連絡が必要な場合でも同意なしでは実施しない
セブン銀行	原則なし	必要と判断した場合は勤務先か携帯電話へ連絡

原則連絡はなしとしている借入先でも、審査内容によっては勤務先への電話連絡が実施される場合があります。

電話連絡が必要な場合でも、借入先は申込者のプライバシーに配慮した方法で対応してくれます。

プロミスは電話連絡なしで女性に優しいサービスを提供している

プロミスは勤務先への電話連絡は原則ありませんが、必要な場合でも申込者の同意を得てからの実施となります。

ホームページには、以下のように記載されています。

引用元：プロミス　よくあるご質問

電話連絡	原則なし
審査スピード	最短25分
限度額	500万円まで
金利	年4.5～17.8％
申込条件	年齢18～74歳 安定した収入のある人。高校生、収入が年金のみの人は不可

はじめて契約する際にメールアドレスを登録の上、WEB明細の利用を選択すると、30日間無利息でカードローンを利用できます。

審査時間最短20分のアイフルも原則電話連絡なし

アイフルも自宅や勤務先への電話連絡は原則実施しておらず、必要な場合はプロミス同様に同意を得てからとなります。

ホームページに記載されている内容は、以下の通りです。

引用元：アイフル　よくあるご質問

電話連絡	原則なし
審査スピード	最短20分
限度額	1万円～800万円
金利	年3.0～18.0％
申込条件	満20歳以上69歳 定期的な収入がある人

最短20分で審査が完了するアイフルは、大手消費者金融の中では最速の審査スピードです。

SMBCモビットは勤務先を確認できる書類を提出できれば電話連絡はなし

原則勤務先への電話連絡はなしとしていますが、審査の状況により確認が必要となった場合、保険証などの勤務先を確認できる書類を提出すると電話連絡はなしになります。

ホームページには、以下のように記載されています。

引用元：SMBCモビット　よくある質問

電話連絡	原則なし
審査スピード	最短30分
限度額	800万円まで
金利	年3.0～18.0％
申込条件	年齢満20歳以上74歳以下 安定した定期収入のある人。年金収入のみの人は申込不可

SMBCモビットの特徴は、カード申込かWEB完結申込の選択ができる点です。

さらにTポイント機能付きカードの発行か、WEBかアプリからTポイント利用の手続きをすると、返済時にTポイントが貯まります。

レイクは電話連絡なしの代わりに書類の提出で代替確認

レイクの在籍確認は、原則電話による連絡はありませんが、必要となった場合は書類提出で代用する相談に乗ってくれます。

ホームページに記載されている内容は、以下の通りです。

引用元：レイク　よくあるご質問

電話連絡	原則なし
審査スピード	最短25分
限度額	1万円～500万円
金利	年4.5～18.0％
申込条件	満20歳から満70歳まで 安定収入がある人　専業主婦と無職は不可

電話で連絡の際も申込者のプライバシーに配慮し、会社名は名乗りません。

さらに男性と女性のオペレーターの希望がある場合は、できる限り考慮してくれます。

WEBからの申込みの場合、60日間の無利息期間もあるため、はじめての人にはやさしい借入先です。

アコムも電話連絡が原則実施されないカードローンを提供

原則勤務先への電話連絡は実施しないアコムでも、必要となった場合はプロミスやアイフル同様に同意を得てからの確認となります。

ホームページには、以下のように記載されています。

引用元：アコム　よくあるご質問

電話連絡	原則なし
審査スピード	最短30分
限度額	1万円～800万円
金利	年3.0～18.0％
申込条件	18歳以上（高校生を除く） 安定した収入と返済能力を有する人で、当社基準を満たす人

アコムは審査時間がスピーディーで借り入れ手続きも24時間365日可能なため、すぐにお金を借りたい人にはおすすめの借入先です。

返済方法もATMだけでなく振込や自動引き落としにも対応しているため、自分の都合に合わせて手続きができます。

銀行のカードローンで電話連絡を原則なしとしているのはセブン銀行のみ

セブン銀行は、銀行のカードローンで唯一勤務先への電話連絡を原則なしとしている借入先です。

ホームページには、以下のように記載されています。

引用元：セブン銀行　よくあるご質問

電話連絡	原則なし
審査スピード	翌日～3営業日程度
限度額	10〜300万円
金利	年12.0～15.0％
申込条件	満20歳以上満70歳未満 当社指定の保証会社（アコム株式会社）の保証を受けられるお客さま

全国にあるセブン銀行で手続きできるため、必要なときにすぐ借り入れができます。

さらに消費者金融の平均金利が年3.6〜17.9％であるのに対し、セブン銀行の最高金利は年15.0％と低く設定されているのが特徴です。

その他の銀行については電話連絡がありますが、柔軟な対応の銀行もあります。

銀行のカードローンは原則連絡ありだが柔軟に対応する場合もある

銀行のカードローンでは、電話による在籍確認を原則実施しています。

理由は貸倒れのリスクを回避するために、 審査がより厳しくなっているためです。

都市銀行とネット銀行の電話による在籍確認について示したものが、以下の表となります。

銀行	電話連絡	特記事項
三菱UFJ銀行	電話連絡する場合がある	電話連絡について相談可
三井住友銀行	電話連絡あり	登録の電話番号および勤務先へ銀行名で連絡。勤務先への連絡に不安がある場合は相談可
みずほ銀行	電話連絡する場合がある	オリコから確認のために連絡。連絡が取れなかった場合は申込取下げの場合あり
りそな銀行	すべての申込者に電話連絡	銀行名ではなく個人名で連絡
PayPay銀行	勤務先へ在籍確認の連絡あり	銀行名＋担当者名で連絡
イオン銀行	勤務先へ在籍確認の連絡あり	基本は個人名で連絡だが必要と判断した場合は銀行名を名乗る場合あり
住信SBIネット銀行	勤務先へ在籍確認の連絡あり	電話番号通知設定の上、担当者の個人名で連絡

三菱UFJ銀行や三井住友銀行などの都市銀行では、電話連絡に関して相談可能な場合もあります。

ネット銀行はカードローン担当者の個人名で連絡する場合がほとんどであり、プライバシーに配慮した対応をしています。

スマホアプリの確認はプライバシーに配慮し個人名で連絡

スマホのアプリを利用してカードローンを契約する場合も、消費者金融と同様に審査が必要であり、在籍確認が実施されます。

各借入先の電話による在籍確認の有無は、以下の表の通りです。

スマホアプリ	電話連絡	特記事項
LINEポケットマネー	勤務先へ連絡する場合がある	連絡する場合は担当者の個人名で連絡
au Payスマートローン	勤務先か申込時の登録電話番号へ連絡する場合がある	連絡する場合は担当者の個人名で連絡
dスマホローン	勤務先へ連絡する場合がある	連絡する場合は担当者の個人名で連絡

どの借入先も電話連絡を実施する場合があり、カードローン担当者の個人名での連絡となります。

電話連絡は実施される可能性が高いのですが、スマホアプリのカードローンはスマホのみですべての手続きができる便利な融資です。

電話連絡をなしにするための対処方法

金融機関などからお金を借りる際は、審査プロセスの中で在籍確認が必要となります。

どうしても勤務先への電話連絡を回避したい人は、以下の方法による対処が有効です。

• 原則電話連絡を実施しない会社を選ぶ
• カードローン申込み後に借入先へ相談し書類対応にする

1つずつ解説していきますので、参考にしてください。

電話連絡を原則実施しない会社を選ぶ

勤務先への電話連絡なしでカードローンを利用するのに有効な方法は、電話連絡を実施しない借入先を選ぶ方法です。

勤務先への電話連絡は、法律で定められているわけではありません。

そのため、借入先によっては実施しない会社もあり、ホームページにその旨を明記しています。

カードローン申込み後に借入先へ相談し書類提出対応にする

カードローンの申込み手続き後に、電話連絡以外の方法で在籍確認を希望する旨を伝えるのも1つの方法です。

勤務先の在籍が証明できる書類の提出で代替確認となり、電話による連絡を回避できます。

在籍が証明できる書類は、氏名と会社名が記載された以下の書類です。

• 社員証
• 健康保険証
• 給料明細書
• 源泉徴収票

借入先へ相談する場合は、本審査へ入る前に伝える必要があります。

消費者金融は最短20分で審査が完了してしまうため、申込み後速やかにwebからではなく電話で連絡しましょう。

在籍確認が必要な理由は返済能力を判断するため　

カードローンへ申し込んだ際に実施される在籍確認は、申込者の返済能力を確認するものであり、審査の可否を決定する判断材料となります。

確実に返済能力を判断するために、在籍確認には大きく分けて2つの目的があります。

申込者の収入状況を把握する

消費者金融や銀行は貸金業法や全国銀行協会の定めにより、申込者の収入状況の調査が義務付けられているため、その手段として勤務先の在籍確認を実施しています。

貸金業法と一般社団法人全国銀行協会の定めは、以下のようになっています。

貸金業者は、貸付けの契約を締結しようとする場合には、顧客等の収入又は収益その他の資力、信用、借入れの状況、返済計画その他の返済能力に関する事項を調査しなければならない。

引用元：貸金業法第十三条　返済能力の調査

年収証明書や自ら保有するお客さまの情報等によって、お客さまの収入状況や返済能力をより正確に把握することに努める。

引用元：一般社団法人全国銀行協会　銀行による消費者向け貸付けに係る申し合わせ

返済能力を超えた貸し付けを制限するために申込者の収入状況を調査する必要があり、そのために勤務先の在籍確認を実施しています。

申込内容が虚偽でないか確認する

申込者が申告した内容が虚偽申告でないか確認する方法として、勤務先への連絡を実施しています。

申告された勤務先が実在する会社である確認と、その勤務先で収入を得ている事実を確認するために連絡しています。

低額融資の場合は収入証明書の提出が義務付けられていない上に、インターネット手続きが主流であるため、虚偽の申告で安定収入があると見せかける人もいると考えられます。

返済能力がない人への貸し付けは借入先にとってはリスクが高くなるため、回避しなければならず、そのために申告された勤務先の確認及び在籍の確認をしています。

以上の2つの点を効率的に確認する方法として、電話による連絡を実施しています。

在籍確認は本審査の過程で実施される

カードローンの在籍確認は、審査過程の中でも本審査のタイミングで行われます。

カードローンの申込みから審査完了までのプロセスは、以下の通りです。

1. 申込み
2. 仮審査
3. 本審査
4. 利用開始

参考元：プロミス　カードローンは在籍確認なしにできる？勤務先への在籍確認の必要性

初めに申込者の氏名や住所などの基本情報と、勤務先や他社借入金などの情報を申告して申込み手続きを行い、免許証などの本人確認書類を提出します。

次に申込者の申告情報を元に各借入先で仮審査が行われ、指定信用情報機関へ照会し、返済能力を調査します。

本審査はここまで確認してきた情報が本当に正しい情報か調べるプロセスであり、このタイミングで在籍確認が行われます。

この本審査を問題なく通過すると、すべての審査プロセスは完了となります。

電話連絡の内容は本人の在籍が確認されると終了

勤務先への電話連絡は、申込者本人の在籍が確認されると終了となり、短時間で終わります。

カードローンの担当者が、申込者が申告した勤務先の電話番号へ連絡します。

消費者金融の場合は会社名を名乗るのではなく、個人名で連絡するため、カードローンの利用が周囲にバレる心配はありません。

申込者本人が電話に出た場合は、在籍確認の旨を伝えて終了となります。

本人が対応するのが必須ではなく、本人が在籍している確認がとれるという点が重要となります。

申告された勤務先が実在しない場合や申込者本人に在籍が確認できない場合は、申込情報は虚偽の申告とされ、審査は通りません。

参考元：アイフル　カードローンの在籍確認はどのように実施される？内容や電話連絡時の注意点まで

雇用形態ではなく返済能力によって電話連絡の有無は決まる

カードローンには審査が必要であり、在籍確認も申込者全員が対象となります。

雇用形態による審査プロセスの違いはないため、正社員でなく派遣社員やパート、アルバイトでも必要があれば電話による在籍確認は実施されます。

電話による在籍確認を必要とする可能性が高いのは、申込内容に疑わしい項目がある場合や過去と現在の借入状況から収入状況を確認する必要がある場合です。

過去に借入経験がなくクレジットヒストリーの記録がまったく無い場合も、返済能力の判断のために勤務先の確認が必要になる可能性があります。

自宅への郵送物がないカードローンを選ぶと家族にバレる心配がない

電話連絡に加えて自宅への郵送物がない借入先を選ぶと、周囲の人にカードローンの利用をバレる心配がありません。

勤務先への電話連絡の有無と同様に消費者金融を中心に郵送物なしで対応している借入先について、一覧で紹介します。

借入先	郵送物の有無
プロミス	WEB完結で郵送物はなし
アイフル	WEB申込みでカードレスを選択すると郵送物はなし
SMBCモビット	カードレス契約であれば郵送物はなし 明細もネット受け取りにすると郵送はなし
レイク	WEB申込で郵送無しを選択するとカード発行はなし
アコム	WEBで申込みカードレスを選択すると郵送物はなし
三井住友銀行	カードレス契約の場合郵送物はなし 取引明細の郵送もなし
三菱UFJ銀行	テレビ窓口でカードをお受け取りの場合は自宅や勤務先への書類の送付はなし
みずほ銀行	WEB申込みで郵送物はなし
セブン銀行	アプリ手続きでカードレスの借り入れが可能
PayPay銀行	自宅への郵送物はなし
住信SBIネット銀行	ローン専用カードの発行はなし 明細の郵送もなし

郵送物のやり取りは、書類の受け取りと返送に手間がかかり、審査結果までに時間がかかってしまいます。

郵送物なしのカードローンであれば、カードの到着を待たずにWEBから借り入れの手続きが可能です。

電話連絡なしのカードローンでスムーズに手続きしよう

電話連絡なしのカードローンについて、各借入先の特徴や対処方法、電話連絡の必要性などを解説してきました。

電話による勤務先への在籍確認は、絶対に実施されないとは断言できません。

ただし連絡が必要でも各借入先で申込者のプライバシーに配慮した対応がされているため、周囲にバレる可能性は低くなっています。